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水泳授業の民間委託でわかったこと

●水泳授業の民間委託でわかったこと
 3月13日の予算審査特別委員会で水泳授業の民間委託について質疑しました。わかったことは以下の通りです。
①予算額は1985万円
②小学校1年生から中学校2年生までの約4,700人の児童生徒に対する3時間(30分/単位時間×2単位時間×3日)の水泳授業の委託に係る主な費用。内訳は、ア)プール施設の利用に要する費用イ)インストラクターによる水泳指導に要する費用ウ)学校から事業者が管理するプールまでの児童生徒の移動に要する費用
③7月から来年3月までの間に実施する予定
④メリット
ア)専門のインストラクターから指導を受けることにより、児童生徒の泳力の向上を図ることができる
イ)天候に左右されず、計画的に水泳授業を実施できる
ウ)学校プールの老朽化に伴う施設改修費用及び運営するた
めに必要な費用(水道代、水質管理に必要な薬剤費用、ろ
過機の保守・修繕費)が不要になる
エ)水量、水質及び危険個所の点検、掃除など教員が担っていた維持管理に係る負担を軽減できる
オ)外部からの視線を気にせず、授業に集中することができる
⑤デメリット
ア)バスによる移動のため、移動時間が必要となる
⑥委託先選定方法
 学習指導要領に基づいた市の仕様を満たす指導体制を確保でき、かつ、最も安価な価格を提示した事業者を選定
⑦効果
専門技術を有するインストラクターによる指導及び屋内プールでの計画的な授業の実施により、児童生徒の泳力向上につながる。また、学校プールの維持管理に係る教員の負担が削減され、教員の働き方改革につながる。
 私の質疑で以下の点もわかりました。
①インストラクターは研修を受けた人で児童生徒10人に1人の割合で配置
②教員は同行して見守るがプールに入るかどうかは教員の判断
③評価は教員がするがインストラクターも一緒に評価する
④教育長は、水泳授業は必須だが時間数の設定はないこと、子どもにとっても、教員にとっても、コストにとっても有利であること、学校プールでの実際や青柳小での過去の経験、教育課程の改定で疲労困憊になっていることなどから決断したと説明
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