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<基本構想審査報告③> 子育て、医療、福祉など現状と課題について質疑

<基本構想審査報告③>
 9月27日の第5次基本構想審査特別委員会では、議決対象ではない序論について質疑を行いました。
(序論の2)分野別の現状と課題
 27日は「子育て」、「学校教育」、「青少年・スポーツ・文化・芸術・社会教育」、「人権・男女共同参画・多文化共生」、「地域保健・医療」、「高齢者福祉」について質疑しました。
 質疑した議員は、内場、伊東、村松、紙谷、ぬまの5人でした。
 私は全体を通じて以下のような質疑をしました。
①第4次の総括としてエビデンスに基づき課題の洗い出しができているか。
②なぜ新型コロナの経験と教訓を具体的に触れないのか。全分野にわたって一言も出てこないことに違和感を覚える。
③社会教育で公民館活動に触れているが、地域づくりは教育委員会か、市長部局か。地域づくりの総合的推進体制の議論はしているのか。
④子ども、若者の健康状態の把握ができていれば早い時期からの特定健診の必要性が浮き彫りになるのではないか。
⑤認知症の現状把握や見通しの危機感が弱くないか。
 私は質疑の過程で、各担当課が現状をしっかり書き込んだと言われる政策マネジメントシートを公表する時期に来たのではないかと指摘しました。総務部長はまだ策定過程であり公表できないと突っぱねました。
 「現状と課題」というタイトルですが、第4次の10年近い期間の総括としては課題の洗い出しが不十分です。そこを明らかにするには政策マネジメントシートの公表は必要だと感じました。