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<9月議会報告28> 一般質問で公文書管理条例の必要性を提言

<9月議会報告28>
 9月2日の一般質問で、古賀市の会議録等の問題点を指摘し、「公文書管理条例」を制定することを提言しました。
 田辺市長は、今ある公文書管理規定で適切に管理しており条例制定は考えていないと答弁しました。
 私は古賀市基本構想案の都市イメージ「ひと育ち、こが育つ」を決定した策定本部会議の議事要旨を紹介し、問題点を明らかにしました。
 問題点は、①発言者が不明である②要点筆記である③どういう結論に達したかわからない、この3点です。
 次のような答弁がありました。「要点の方がわかりやすい」、「計画策定過程の記録は現在の手続きで問題ない」(総務部長)、「様々発言はあったが結論のみ記載した」(経営戦略課長)。
 私は天草市の行政文書管理条例の「目的」と「作成義務」を紹介しました。
 田辺市長は、総合計画は民主的手続きで策定しており、公文書も適切に管理している、情報公開もしており検証に使っていただきたいと答弁するにとどまりました。
 一方決算特別委員会で、経営戦略の係長は要点筆記について、決まりがないから要点筆記にしたと答弁しました。
 やはり、天草市のように条例で公文書の本来の目的に沿った作成義務を明確にする必要があると痛感しました。