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認知症学習交流会の報告(12月26日開催)

体験報告をする山崎宣子さん
体験報告をする山崎宣子さん
12月26日、「地域医療と市民を結ぶ会」で認知症について学習交流会を行いました。マスク着用、受付での検温、窓を開けたままの換気などコロナ対策を講じての開催でした。
 60歳前に若年性アルツハイマーになった夫を19年間介護した山崎宣子さんが体験を報告してくれました。
●忘れっぽくなる、仕事のミス、怒りっぽくなるなどの異変。
●仕事ができなくなったことから事業や家の処分など経済的な困難さ。
●介護する側もメニエルなど体調不良を起こし、デイサービスやショートステイの利用。
●介助に対する拒否反応や暴言・暴力
●長時間続いた徘徊、警察のお世話にも
●「菜の花会」と出会い笑顔をもらい心の扉が開いたこと
●夫の病気を受け入れ、頑張らずに、平常通りやっていく大切さ
 参加者の中にも同じような経験をした方も多く、みなさん頷いて報告を聞いていました。
 「こはる茶屋」で働いている田中泰弘さんが、認知症の種類と症状、対応や相談窓口について報告しました。特に対応では、「傾聴」、「共感」、「受容」が大切なこと。また言葉かけの3つの術として「耳元囁き術」、「タッピング術」(肩に触れるなどスキンシップ)、「嘘も方便の術」を紹介。「わかりやすい。参考になった」との感想が多かったです。
 質疑応答では夫や妻としての認識などそれぞれの経験に基づき切実な意見が出されました。「菜の花会」の代表の方から会の紹介もありました。アンケートにもたくさんの意見が記入されていました。
 「地域医療と市民を結ぶ会」では今後も継続して取り組んで行きたいと思います。
 なお、この日は山崎さんの誕生日で、スタッフから花束とケーキがプレゼントされました。
認知症について講話する田中泰弘さん
認知症について講話する田中泰弘さん
誕生日を迎えた山崎さんに花束のプレゼント
誕生日を迎えた山崎さんに花束のプレゼント