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人権セミナー LGBTを考える 東小雪さんの講演

11月28日、古賀市社会「同和」教育推進協議会・小中PTCA連合会主催の「人権セミナー」に参加しました。
 元タラカジェンヌでLGBTアクティビストの東小雪さんが自らの経験に基づき、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)について講演されました。
 統計ではLGBTの人は11人に1人おり、実は身近な問題であるとのこと。「社会常識」が押し付けられ、差別や偏見が根強く、当事者は言い出せない環境になっている。日本はジェンダーギャップ指数ではG7の中で最下位。同性パートナー制度が始まっても法的には「赤の他人」という実態が残っていることも指摘されました。
 東さんは、LGBTは身近にいる存在であること、見た目(耳)で判断しないこと、アライ(味方)になること、今日の話を周りで話してみることの4点をまとめとして呼びかけました。
 古賀市は今年から同性カップルのパートナーシップ制度を始めています。今回の講演会は、当事者のお話を受けて一人ひとりが自らの意識を問い直す良い機会になったと思います。
 講師の東さん、主催者の社同推、PTCA連合会の皆さん、ありがとうございました。