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検証 新型コロナ補正予算の検討プロセス

6月9日は正午までに補正予算案に対する大綱質疑通告書を提出します。大綱質疑はあす10日の9時30分から本会議で行います。インターネット中継で見ることができます。

 今回の補正は新型コロナ対策として3回目の補正になります。総額約2億9千万円。その大半は中小法人・個人事業者への支援金で2億4050万円です。

 昨日、情報開示請求していた新型コロナ対策本部会議の議事要旨が開示されました。早速読んでみたのですが今回の補正予算提出に至る経過について少し心配になりました。
 それは主に以下の点です。
①本来は庁議で議会提出案件を審議することになっていますが、すべて新型コロナ対策本部会議で審議・決定されていること。
②今回の補正予算について、5月19日の対策本部会議で「補正予算の内容等、これから何をすべきか前倒しで考えていく」と市長が発言していますが、補正予算の査定はわずか二日後の21日に終了したと記録されていること。
③5月20日の対策本部会議では6月8日以降に「臨時議会」を開催となっていますが、結果は6月8日からの「定例会」となったこと。
 
 新型コロナ対策とその裏付けとなる補正予算の内容並びに議会への提出時期についてしっかり検討しているのだろうか?ばたばたと決定していないだろうか?
 そのような疑問を抱きました。
 これも含めて市長に見解を求めていきたいと思います。

 皆さんのご意見をお寄せください。