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古賀市の職員採用 大卒者対象に試験の早期実施

8月7日の古賀市議会・総務委員会で、職員採用試験について報告がありました。

 2019年度は試験を2回に分けて実施することになりました。従来との違いは1回目の試験で、大卒程度のうち22歳から26歳を対象に、1次試験を7月に実施し、9月には合格発表するというものです。3ヶ月程度前倒しの実施となります。
 5人程度の募集に対し、応募は269人、受験者は146人、受験率は54.3%、競争率は29.2倍。1次合格者は」59人でした。

 こうした採用試験の前倒しの理由は、民間の動きや自治体間競争を考慮し人材を早めに確保する必要があることと説明していました。

 私は2017年6月21日の一般質問で、春日市を参考に職員採用改革の実施を提言しました。採用説明会と試験の早期実施について一部実現したことになります。SPI3能力検査の実施はこれからの課題です。

 なお、第2回目の試験は従来と同じスケジュールです。一般事務B(大卒程度、22歳から31歳)は4人程度の募集に対し46人が応募、一般事務C(高卒程度、18歳から21歳)は1人程度の募集に対し11人が応募。

 また、障害者枠については雇用率の新たな計算方法が示され、古賀市は0.1%に達していないことが判明。今年度中に募集を行い確保したいとのことでした。