古賀市の次期マスタープラン策定方針 田辺市長 初めて言及

このブログは長くてわかりにくいかもしれません。しかし、重要なテーマですのでよかったらお付き合いください。

 

 古賀市の将来ビジョンを示す総合振興計画(以下、マスタープラン)をどう策定するのか。これは重要なテーマです。

 現在のマスタープランは2021年度までのプランで、2022年度から第5次マスタープランが始まります。

 従って2019年度から3年間は、現在の第4次の検証と第5次の策定にとって必要な期間となります。なお計画期間については従来は10年計画でしたが、私は市長任期と合わせた8年か12年計画とすべきと考えています。

 

 田辺市長は所信表明(任期中の基本方針)でも施政方針(2019年度の基本方針)でも次期マスタープラン策定については言及しませんでした。

 議員からもこの点に関する一般質問通告はありませんでした。

 

 そこで私は3月6日に次期マスタープラン策定方針について田辺市長に公開質問を送りました。回答期日の3月15日までに回答はありませんでした。

 

 ところが、3月20日の一般質問の中で、「政策立案」に関する質問に対する答弁の中で、初めて次期マスタープラン策定について言及しました。ここで言及するとは意外でしたが、市長の認識の程度がよくわかりました。私の公開質問に答えなかった理由もわかりました。

 

 その内容は、①2019年度に着手する。対話集会と市民アンケートを実施する。②まち・ひと・しごと創生総合戦略策定の中でアンケートを実施するのでそれを資料とする。というものでした。

 

 私はこの答弁は場当たり的であり、取って付けた説明であると思います。私の意見は次のとおりです。

①地方創生総合戦略とマスタープランは共通点はあるが、マスタープランが総合的な最上位計画である。総合戦略策定業務委託の中のアンケートをマスタープラン策定に生かすというのは無理のある説明である。

②2019年度から3年間にわたる次期マスタープラン策定方針をきちんと検討し市民、議会に示すことを期待する。

 なお、私は山口県周防市をマスタープラン策定にとって大変参考となる自治体として注目しています。古賀市の担当課にも資料を提供しています。