「道の駅」対話集会 参加した感想です

3月9日の夕方、前市長時代から検討されている「道の駅」に関する「対話集会」に参加しました。市民、市議、職員など約50人が参加していました。

 

 市長あいさつ15分、横田副市長の予算説明20分、商工政策課の説明26分。質疑応答は約30分程度(7人)でした。

 今回は対話の第一歩かもしれませんが、これでは参加者との十分な対話が実現したとは言えないと感じました。執行部の説明は30分程度とし、質疑応答に60分を確保すべきだと思います。しかも田辺市長は「重要な案件」を理由に30分程度退席しました。よほど大事な会合だったのでしょうか?

 

 田辺市長は、「道の駅」はやるかやらないかは決まっていない、コンサルから3月中に提出される基本計画(案)を検討することに加え、対話集会での意見を踏まえ最終的に市長が決断すると述べました。

 また当初予算案に3600万円の道の駅整備費を計上したのは、作ると決めた時に予算がないと進められないからと説明しました。本来は、もし作ると決めた段階で補正予算案を提出すべきです。

 

 質疑応答では7人が発言しました。コスモス広場の拡張で良いのでは、運営方法や市民公募、経費を抑えて欲しい、コスモス広場との両立はありえないのでは、サービスエリアの横が良いのでは等々の意見でした。市長は自分の見解を述べていましたが、意見の交換にはなりませんでした。

 

 私は総事業費の見込みと、基本計画決定段階での手続きについて質問。市長は総事業費がふくらむ可能性をほのめかしました。また予算が通れば執行権はあるが、行政としての計画が決まれば議会に説明したいと述べるにとどまりました。

 

 私のこの時点でのまとめです。

①道の駅整備費は減額修正するのが筋です。

②もし、道の駅を決めたらその段階で補正予算案を議会に提出したら良いと考えます。

③コスモス広場の改修で効果的な対応が可能と判断します。

④道の駅に何十億円もかけるより、健康づくりや地域づくり、子育て支援にお金をかけるべきと考えます。

⑤中途半端な市民対話より市役所内部での徹底議論を優先して欲しいと希望します。