古賀市の当初予算案 貯金取崩による財源確保

2月25日、古賀市は2019年度当初予算案を公表しました。一般会計は過去最大規模の213億5491万円で対前年度比4.1%増となっています。

 その主な要因は、今年10月からの幼稚園・保育園の無償化に伴う国・県からの交付金や支出金が5億4千万円増加したことやふるさと応援寄付基金の取り崩しが4億5500万円増加したことがあげられます。

 支出では古賀駅周辺再開発にむけた事前調査費817万円、「道の駅」整備を検討する委託費3660万円などが盛り込まれています。

 なお小中学校のエアコン整備費9億4682万5千円は2018年度予算の補正で計上されており、当初予算案には含まれていません。

 

 気になる点として、第4次総合振興計画の検証や第5次の策定準備にかかる経費が盛り込まれていないこと、基金取崩が増加していること、特定健診やがん検診の受診率向上のための具体策が見えないこと等々が挙げられます。

 

 2月28日から定例議会が始まります。田辺市長の施政方針や当初予算案についてしっかり議論されることを期待します。

 

 3点の表は私が作成したものです。