全国がん登録 99万5千人 実態把握進む

1月17日の新聞各紙はがん患者の実態について大きく報道しました。2016年から新たな「全国がん登録制度」が始まり、がん患者を診察した全病院に患者情報の登録が義務付けられました。

 2016年に診断されたがん患者は全国で99万5千人と過去最多を更新しました。
 また男性では胃がん、前立腺がん、大腸がん、肺がん、肝臓がんが、女性では乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、子宮がんの順で多いこともわかりました。

 人口10万人当たりの患者数は全国平均で402人です。都道府県別では最多が長崎県の455人、最少が沖縄県の356人。福岡県は420人となっています。

 実態把握が進んだことで、早期発見や予防対策などが進むことも期待されそうです。

 古賀市では、1年間の死亡者の原因では、がんが40%近くを占めています。一方、がん検診の受診率は20%前後と低迷しています。

 私は最近、主治医の勧めで前立腺の生検を行いました。初めての経験でドキドキしましたが結果は何もなかったです。健診結果を踏まえ、念の為に勧められました。こうしたきめ細かい対応に感謝しています。