田辺市長 区長・組長報酬改定議案を提出

 1月11日から始まる古賀市議会定例会に、田辺市長は行政区長・行政隣組長の報酬を改定する議案を提出することが明らかになりました。

 人口割を全廃し、世帯割を220円から350円に増額しようというものです。従来の説明では、総額1400万円を削減し、その金額を文書配布の民間委託にあてることを計画しています。市担当課は、区長会内部での検討と賛成多数による承諾で推進する立場です。
 
 16日の本会議での大綱質疑、18日の総務常任委員会審議、30日の本会議採決という予定です。

 2025年問題など今後の少子超高齢化社会への備えとして、自治会・コミュニティなど地域づくりは極めて重要な課題です。市長交代を契機に、もう一度地域のあり方をどうするのか慎重に研究して欲しいと望むところです。

 今回の区長・組長報酬の改定が、今後の地域における人材確保にとって有益なのかどうか、持続可能な地域づくりにつながるのかどうか、しっかり審議されることを望みます。