古賀市議会・補正特別委 古賀駅東口開発明許繰越、特定健診委託減などを質疑

補正予算審査特別委員会(3月8日)
補正予算審査特別委員会(3月8日)

 3月8日は9時30分から古賀市議会・補正予算審査特別委員会で一般会計補正予算案等を審議しました。補正予算案はすべて可決しましたが私は主に以下の点を指摘しました。

<JR古賀駅東口土地利用実現可能性調査委託費769万円の全額繰越明許>

①これは2016年度の重点施策の一つでした。しかし今回の補正で繰越明許されました。

②その理由を質疑しました。事業費等について検討しているが道路や広場については考え方を整理し別の角度から議論することが必要と判断し今年1月に明許繰越することを決定したとのこと。2017年度中に計画書をまとめたいができるだけ早くしたいとのこと。

③2016年度の施政方針で強調した取り組みであるので、その結果や今後の対策は2017年度の施政方針で述べるべきであると指摘。説明責任が不足していると思います。

<特定健診等委託費の420万円減額補正>

①特定健診委託費で300万円の減額、特定保健指導委託で120万円の減額。補正予算を通じて受診率目標35%に対し30%程度であることが改めて判明しました。2017年度施政方針には結果報告や総括もなくワンコイン導入だけが触れられています。説明責任が不足していると思います。

②特定保健指導はコナミスポーツに委託した分で執行率はわずか13%。質疑の過程で、コナミスポーツが2017年3月末で特定保健指導から撤退することを表明していたことが判明。債務負担行為の廃止も補正の中にあがっています。

③2017年度は特定健診の自己負担を1000円から500円に減額しようとしてるようです。しかし、保健師の体制も含めてどのように目標を達成するのか具体的な計画が必要と思います。

 補正予算審議の中で古賀市の課題も随分明らかになったと思います。