古賀市議会・予算審査の争点 路線バスの減便を認めるか認めないか

古賀市内路線バス・系統別の減・増便見込み(西鉄提示)
古賀市内路線バス・系統別の減・増便見込み(西鉄提示)

 3月9日の古賀市議会予算審査特別委員会で路線バス運行補助4152万1千円について質疑しました。西鉄から平日7便減、土日祝日2便減という提案を具体的なダイヤの提示もないまま受け入れているというとんでもない事態が明らかになりました。しかも何の予告もないまま4月1日に減便するという市民不在の変更案です。

 私は、中村隆象市長に対しバス利用者のニーズに逆行する減便を食い止める対策を強く求めるべきであると思います。

 疑問だらけの実態を報告します。

①西鉄路線バスの2017年度運行経費は7746万2千円で対前年度比146万2千円増。内訳は人件費が3675万7千円で108万4千円増、燃料費が887万3千円で125万9千円減、車両費が205万9千円で18万1千円増、その他管理費が2977万3千円で145万6千円増です。人件費は実際はもっと上がっているそうですが交渉の結果それは西鉄負担となったそうです。

②運賃収入見込みは3594万1千円で対前年度比41万8千円増。70歳以上の100円バスの導入による減が含まれます。ただ問題なのは古賀市が2020年度までに年間利用者28万人目標を掲げながらそれが反映していないこと。西鉄の試算をそのままあげています。利用促進を運賃収入に見込もうとしない姿勢が明らかです。

③減便については合意したということではなく西鉄が労働協約を反映した結果として示したものであること。ダイヤを早く示してほしいと求めているが未だに示されていないとのこと。

④労働協約では45分以上の昼食休憩、営業所に戻っての休憩が新たに盛り込まれ、その影響で運転にかかわれる時間が短縮し減便になったと思われるとのこと。減便の本当の理由はさらに解明し減便しなくてもやっていける対策を検討する必要がありそうだ。

⑤グリーンパーク⇔古賀駅⇔舞の里の系統では12時台や22時台が減便になるようだが正確な説明はできなかった。こんなことでは市民への説明もできない。しかも4月1日まで3週間もないのにとんでもないことである。

⑥中村隆象市長には西鉄との交渉結果を報告している、ひっくり返すような指示はなくできるだけ影響がないよう交渉するようにと言われているとのこと。市長がより具体的な状況を担当者に説明を求め慎重に判断したとは到底思えない。市民への影響を想像できないこと自体が深刻と言わざるを得ない。

 3月15日には会派・希来里の村松謙二議員がこの問題で市長質疑を行います。

 予算審査特別委員会の中継や録画をインターネットで見ることができます。

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コメント: 3
  • #1

    古賀地区の住民 (月曜日, 10 4月 2017 09:46)

    西鉄は人件費が高すぎるから、減便したとしか思えない。住民の意見が反映されてない証拠が露骨にダイヤ改正に反映されている。

  • #2

    古賀地区の高齢者 (月曜日, 10 4月 2017 20:02)

    私は古賀に在住して40年になる高齢の夫婦ですが、運転も高齢になると難しい時、免許証も返納して生活の手段は西鉄バスだけでしたが、4月のダイヤ改正で病院・買い物に行くのも一苦労で会社の都合で赤字路線は減便ですか?こんなことなら民間に頼らず、市がコミニティーバスを走らせた方がいいのでは?どんどん高齢化の時代になるばかり。こんなことなら市内に引っ越した方がいい。

  • #3

    奴間健司 (木曜日, 13 4月 2017 10:40)

    「古賀地区の住民」さん、「古賀地区の高齢者」さん。コメントありがとうございます。
    古賀市議会として昨年夏に市民アンケートを行い、994人の方から回答を頂きました。便数の増加、路線の改良を求める声が多い結果でした。ところが、市内のバス運行主体が西鉄の本社に移行したことが契機で「平日7便減、土日祝日2便減」という方針が3月議会に示されました。市長は赤字補填を出すだけで西鉄の提案を鵜呑みにしています。
    このままでは悪循環だと思います。議会として減便対策を求める「決議」を可決しましたが、どのように取り組むか、模索しています。みなさんのご意見をしっかり受け止めながら頑張っていきたいと思います。取り急ぎの返信ですみません。