小中学生が古賀市議会議場で作文発表 傍聴席は74人で超満席

小中学生が議場で作文発表 傍聴席は保護者等で超満席
小中学生が議場で作文発表 傍聴席は保護者等で超満席

 2月13日の10時から古賀市議会の議場で青少年育成市民会議による「少年・少女の主張 作文表彰式及び作文発表会」が行われました。議場での開催は私が議長の時にスタートし、今回が3回目になります。

 小学生、中学生それぞれ5人が命や環境、いじめ問題などについて作文を発表しました。傍聴席では保護者や学校関係者74人が子どもたちの発表に耳を傾けました。傍聴席がこんなにたくさんの市民でいっぱいになることは普段ありません。

 この取り組みが、子どもたちの意見がまちづくりに反映される「子ども議会」の役割を担っていると思います。あわせて議場の有効活用で開かれた議会の取り組みにつながると思っています。

 発表の中で千鳥小6年生の森陽太くんは「子供たちに優しい社会を」という作文を発表しました。彼は、「戦後70年」という番組を見て戦後から現在までの子どもの権利について考えました。戦後の戦争孤児、そして現在の養護施設の子どもたちは家族と一緒に生活できない現状がある。子どもたちを守る法律はあるが、ちゃんと子供たちを守れているか深く考えることのできる大人になりたい、子どもたちに優しくできる人になりたいとまとめていました。

 森君をはじめ発表しあた10人の作文はどれも素晴らしい内容だと感心しました。

 発表後は議場を開放しました。子どもたちや保護者、学校の先生方が楽しそうに記念写真を撮っていました。

 発表してくれた子どもたち、傍聴席に来ていただいた保護者の皆さん、そして青少年育成市民会議の皆さん。本当にお疲れ様でした。