松本市視察報告 新人保健師をプリセプターが指導

新規採用職員は半年間はフレッシャーズノートに記入し提出
新規採用職員は半年間はフレッシャーズノートに記入し提出

 10月21日の松本視察の中で、新人保健師の研修や保健師の管理職登用について聞くことができました。

①新人保健師は基本的に健康福祉部健康づくり課に配属される。

②プリセプターという指導係が新人保健師の指導にあたる。

③保健師はもちろん全ての新人職員に対しメンター制度が導入されている。先輩職員が新人職員の相談にあたる。フレッシャーズノートというのがあり、最初の1ヶ月は毎日ノートに記録を書き先輩に提出する。先輩はコメント書いて返す。交換日記のようなもの。これは課長は職員課も見て気になることがあれば指導、相談にあたる。2ヶ月目以降は提出の間隔はあくが、半年間続く。

④保健師の管理職登用は、課長1人、課長補佐6人(内1人は統括保健師)、係長5人。さらに地域包括支援センターに係長が8人。

⑤来年度に向けて新たな制度である子育て地域包括支援センターに嘱託で保健師を配置するための増員がなされた。

⑥健康福祉部内で課を越えて横断的に若手を募り将来を見据えた政策研究をしている。Kプロジェクトと命名し、年度末に全課長対象に発表会を行っている。

 松本市では人材育成や若手職員のやる気を引き出す対策などが積極的に行われていると感じました。フレッシャーズノートは参考になると思いました。