古賀市議会・全員協議会 公共交通活性化委員会の提言について質疑

「提言」のまとめの部分抜粋
「提言」のまとめの部分抜粋

 9月30日の午後、古賀市議会・議会全員協議会が開かれ、「古賀市公共交通活性化委員会」の提言書についての説明と質疑が行われました。2014年度の発足した活性化委員会は7回の委員会で出された意見を取りまとめました。結論は、当分の間、西鉄バスへの補助を継続しながら、コミュニティバスなども引き続き検討するというもので、各議員から不満も含めてたくさんの意見が出ていました。

 私も質疑し、以下のことがわかりました。

①この活性化委員会はメンバーの交代はありうるが存続する。

②提言書は6月15日の委員会で協議し、その後内容を調整、9月1日に市長に提出した。

③委員会では、交通政策基本法や地域公共交通網計画など国の新しい制度等については学習していない。

④西鉄路線バス赤字補填の予算は総務部経営企画家の枠内予算ではなく「枠外予算」であること。上限については議論していないこと。

⑤グランドパス65の購入補助で2000万円を越すお金が西鉄側に入っているが、赤字補填の減額にどう影響するかは協議していない。

 私は、国の新しい公共交通政策を踏まえ、新たな位置づけで検討機関を設けるべきではないかと指摘しました。「赤字補填」か「コミュニティバス」かという狭い議論ではなく、まちづくりの一環として公共交通をどう位置づけ展開するかの議論が必要だと思います。