古賀市・歴史講座 船原古墳とその時代を考える

重藤輝行教授の講演
重藤輝行教授の講演

 11月19日の13時30分から、リーパスプラザこが交流館多目的ホールで開催された自然史・歴史講座に参加しました。会場はほぼ満席でした。(180人くらい)

 古賀市教育委員会文化課の岩崎由希さんが「船原古墳馬冑について」説明し、佐賀大学芸術デザイン学部の重藤輝行教授が「船原古墳とその時代」について講演されました。

 重藤教授は次のようなまとめをされていました。

❶船原古墳は、古墳の変質を示す古墳時代終末の頃の古墳の意義を考える資料

❷九州北部が対外交渉、軍事力において果たした役割を解明する重要な資料

❸古墳時代後期に、船原古墳の被葬者を頂点としてどのように地域の社会が組織化されていたかを解明することも課題。糟屋屯倉の問題とも関わってくる。

❹文献資料からは明らかにできない中で、考古学や文化財科学の立場から詳細な調査研究を加えてアプローチする必要がある。

 古賀市立歴史資料館(図書館の2階)では、12月11日まで「国史跡指定記念企画展 船原古墳展」が開催されています。国内3例目の馬冑をはじめ貴重な展示物を見ることができます。ぜひお立ち寄りください!