古賀市議会 九州運輸局専門官を講師に公共交通学習会

政策推進会議で公共交通学習会
政策推進会議で公共交通学習会

 2月18日の10時30分から古賀市議会・政策推進会議で公共交通勉強会を行いました。この勉強会は議会として公共交通問題の提言を行うにあたって国の動向を学ぼうということで開催されました。

 講師には、国土交通省九州運輸局福岡運輸支局首席運輸企画専門官の原数政さんと同局企画観光部交通企画課専門官の鐘ケ江伸一さんにお願いしました。原さんは、議会から呼ばれての勉強会は初めてだとおっしゃっていました。

 講師の説明は、①改正活性化再生法について②確保維持改善事業について③再編事業の対象となる事業④平成28年度予算の概要について⑤先進事例及び人材育成についての5点が主な内容でした。

 2013年12月4日施行の交通政策基本法の目標は、本格的な人口減少社会における地域社会の活力の維持・向上。ポイントは、地方公共団体が中心となり、まちづくりと連携し、面的な公共交通ネットワークを再構築することと説明されました。その具体化のために地方公共団体が事業者と協議の上協議会を開催し、「地域公共交通網形成計画」を策定することが求められています。

 私は、2016年度の地域公共交通確保維持改善事業の予算は229億円(対前年度比0.79)、2015年度補正を含め278億円が総額かと質問しました。講師からは、その通りだ、首長さんたちからおしかりを受ける、こうした意見を上部にも伝えたいと説明がありました。公共交通が衰退した理由にモータリゼーションの進展と言われるが、それは国の政策によって促進されてきました。トヨタ1社に対する研究開発減税だけで1千億円を越しています。280億円弱で地域公共交通の再生が可能なのか疑問です。

 質疑では、幹線への支援、複数自治体にまたがる路線への支援、地域公共交通網形成計画の必要性、赤字補填への支援などが取り上げられました。

 今回、他の市議会等に先駆けて九州運輸局の担当者を講師とする学習会を持てたことは良かったと思います。国の制度を把握しながら古賀市の公共交通のあり方を探っていきたいと思います。

 原さん、鐘ヶ江さん、たいへんお疲れ様でした。

2016年度地域公共交通関連予算は229億円
2016年度地域公共交通関連予算は229億円