司馬遼太郎「この国のかたち」 NHKテレビを見て

「立憲国家は、人々、個々のつよい精神が必要なのです」
「立憲国家は、人々、個々のつよい精神が必要なのです」

 2月13日、14日とNHKテレビで「司馬遼太郎思索紀行~この国のかたち」という番組がありました。武士道から生まれた「名こそ惜しかれ」、「公の意識」の歴史、「統帥権国家」の愚かな時代、そして立憲国家に必要な人々、個人の強い精神、それがまだ確立していないことへの警鐘。

 秋田県で松の植樹で地域を守った栗田粟之丞の話しはとても感動しました。「おのれの境涯に耐えることと、富むことをねがわず、貧しさの中に誇りを見出し、公に奉ずる気分が強かった」との評価。

 幕末人についての「人はどう行動すれば美しいか。人はどう行動すれば公益のためになるか。この二つが、幕末人を作り出している」という評価。

 昨年松本市に視察した時に「まつもと100年塾」の取り組みを学びました。その時、「指導書」として「この国のかたち」が示されていました。NHKのテレビを見て改めてうなずける気がしました。「風塵抄」とあわせて入手はしたのですが本気で読んでいませんでした。ちゃんと読み込んでみたいと思います。