古賀市の総合戦略 掲げたKPIに無理はないか?

古賀市の製造品出荷額の推移と2020年目標
古賀市の製造品出荷額の推移と2020年目標

 11月6日の古賀市議会・市民建産委員会では、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に記載された目標数値(KPI)について担当の課に質疑しました。余りにも急いで作成した計画のため、数値目標も十分考えて盛り込んだかどうか疑問です。しかも「戦略」と言いながら5年間で数値目標を掲げること自体が無理ではないかと思います。

 その一例で、古賀市の製造品出荷額のKPIを紹介します。総合戦略では基準値を2013年の製造品出荷額2218億円とし、2020年には2700億円とするとなっています。古賀市では1992年の2623億円が最近では最大値です。今後5年間で482億円も増加させるという目標はどのような見通しで掲げたのか?

 古賀市の製造品出荷額の内訳は食料品が約970億円、印刷が300億円、汎用機械器具が236億円、電気機械器具が222億円で主力となっています。どの分野を戦略的の育て増加させるのか?

 答弁を聞いても「大きい方向性として」という説明で、戦略的な観点は感じられませんでした。

 他にも事業者数を1950から2000とする、企業本社機能移転相談を延5件とするなどのKPIも気になるところです。

 「医と食」を古賀市の特色として戦略的な地域産業の育成に力を入れることが重要だと思います。量的な拡大を短期間に目指そうという発想は改めるべきだと思います。