安倍首相の「新・3本の矢」 マスコミの厳しい論評

 9月25日の朝刊では昨夕の安倍首相の記者会見の扱いはそれほど大きくありませんでした。一面トップは新国立競技場問題でした。

 朝日新聞には、「アベノミクス遠い実感」という記事が掲載されていました。安倍首相は政権交代後の「豊かさ」を強調しました。しかし現状は、企業は強くなったが家計は負担が大きくなったこと、正社員は減って非正社員が増えたこと、労働者派遣法が改正され派遣社員受け入れが容易くなったこと、国・地方の借金が増えたことなどを指摘しています。

 安保法制に対する国民の批判をかわすために、耳障りの良い「子育て支援」、「社会保障」など新たな3本の矢を強調しているのでしょうか。

 9月26日の朝日新聞の社説は、安倍首相が発表した「新3本の矢」について論評しています。

 GDP600兆円、希望出生率1.8、介護離職者ゼロなどの目標が示されています。社説では、「大切なのは、威勢のよい発言ではなく、地に足のついた目標と、対策の着実な実行である」と指摘しています。