古賀市読書講座 文学を取材する目~新聞記者のつぶやき

新聞の文化面の役割を深く伝えてくれた塚崎さん(サンフレアこが)
新聞の文化面の役割を深く伝えてくれた塚崎さん(サンフレアこが)

 12月21日の午後2時から、サンフレアこがで行われた読書講座に参加しました。西日本新聞社文化部記者の塚崎健太郎さんが「文学を取材する目~新聞記者のつぶやき」というテーマで講演されました。
 講演の中で、第2次世界大戦末期に都立日比谷図書館で40万冊の図書疎開を行った秋岡梧郎氏の生涯を紹介されました。秋岡氏は八代中学校を卒業した後代用教員になっています。「物も人手もない、交通も運送も困難な時に命がけで図書疎開を一生懸命やった」という秋岡氏。しかし、「文化財を完全に戦火から守るためには戦争をやめること以外にないのでしょう」という講演録が残されているというのです。
 文化面の記事は、世の中が一つの方向に進もうとするときに、「これでいいのですか」と異議申し立てできる紙面という塚崎氏の言葉にとても魅かれました。いまの時代にとても参考とすべき読書講座だったと感じました。
(「ボクのおとうさんは桃太郎という人に殺されました」というお話しも興味深かったです。)