古賀市の人口 移動方向別転入者数と転出者数の現状

福津市や新宮町への転出オーバーがはっきりしています
福津市や新宮町への転出オーバーがはっきりしています

 古賀市の人口が減少傾向にあります。この要因について少し分析してみました。2014年の1月から9月までの移動方向別転入・転出統計を整理しました。以下のことがわかりました。
①転入者数の総計は2200人、転出者数の総計は2505人で305人の流出。
②福岡県内からの転入者数は1323人、福岡県内への転出者数は1577人で354人の流出。
③県外からの転入者数は836人、県外への転出者数は898人で32人の流出。
④福岡市からの転入者数は534人、福岡市への転出者数は512人で22人の流入。
⑤宗像市からの転入者数は87人、宗像市への転出者数は127人で40人の流出。
⑥福津市からの転入者数は124人、福津市への転出者数は343人で219人の流出。
⑦新宮町からの転入者数は92人、新宮町への転出者数は197人で105人の流出。
⑧移動の年齢別では25歳から34歳が最も多い。
 これらをまとめると、古賀市に転入する人も2200人いるが転出がオーバーしていること、特に福津市や新宮町への転出オーバーの割合が大きいこと、若い世代が子ども連れで住宅購入などで転出した可能性が強いことなどが推察されます。これは福津市や新宮町で大きな住宅開発があることが要因と思われます。古賀市もかつて花鶴団地や舞の里の開発の時には多いときに年間1000人の増加を経験しています。
 古賀市は量的拡大から質的充実へと発想を転換する時期に来ているのではないでしょうか。人口減少の要因を分析せず、現象面だけ見て「古賀市は魅力を失った、他市に負けている云々」と評価するのはいかがかと思います。そのような評価からは創造的な政策は生まれてこないのではないかと考えます。
 皆さんはいかがお考えでしょうか?