一般質問(奴間)の冒頭発言とまとめ発言

 少し長いですが、9月10日に私が行った一般質問の冒頭発言とまとめ発言です。

<冒頭発言>

こんにちは。古賀市議会議員の奴間健司です。3年半ぶりに一般質問をします。議長を交代していただいた西尾副議長に心より感謝申し上げます。

 さて、今の時代は、くらしや平和、子どもたちの未来に対し、多くの方が不安や危惧を抱いている時代です。市民にとって最も身近な政治にかかわる私たちは、何をなすべきか、どう生きるべきか、真剣に考えなければならない時代です。

 私は2008年、岩手県の沢内村、今は西和賀町と言いますが、視察に行ったことがあります。1960年に、保健師と共に乳児の死亡率ゼロ、子どもや高齢者の医療費無料化を達成した深沢晟雄(ふかさわまさお)村長の足跡をたどるためでした。深沢氏は、「生命の尊厳・尊重こそが政治の最大の使命」、「村民の生命を守るためには命を懸ける」「国がやらないなら私がやる」という政治理念や言葉を残しています。

 「市民の健康あってのまちの健康」という基本理念に基づき、私も深沢氏のような生き方をめざしたいと思っています。

 そのような問題意識に沿って、以下質問します。

1 韓国との姉妹都市を締結するなど、アジアとの平和友好の架け橋として役割を発揮したらどうか。

2 第4次総合振興計画の人口目標65千人を見直すことで、より実際的政策を打ちだせるのでは。住宅・移動手段・在宅医療など少子・超高齢化、人口減少時代への備えこそ戦略的最重要課題ではないか。

3 青少年育成に総力を注ぐべきではないか。平和と絆、減災を考える体験保障として小中高生の長崎、広島、東北派遣事業に来年夏に計画してはどうか。

4 健康寿命延伸をまちづくりの全分野に徹底させてはどうか。保健師など地域担当職員を設け、全ての公民館等を拠点とした健康づくりを10年以内に実現すべきでは。

 杏林大学の金田一秀穂教授は、安倍首相はじめ今の政治家の言葉が軽いと批判し、政治家は言葉それ自体が行為だと自覚せよと訴えています。政治の言葉は、約束する、宣言するという意義があることを肝に銘じて、議論することを望みます。

以上、市長、教育長に答弁を求めます。

<まとめ発言>

8月に岡山市で開催された全国市議会議長会研究フォーラムに出席しました。そこで龍谷大学の土山准教授が、一般質問は議会にとって政策資源だと講演していました。

 各議員が時間をかけ、苦労しながら準備する質問です。今回は14人が一般質問をしました。その成果は貴重な政策資源です。大事なことはその結果を議員間で議論し、政策資源を政策提言にまとめ上げることです。

 一方、積極的で賢明な市長であれば、その政策資源を頂戴し、スピーディーに具体化するでしょう。それがかなわないならば、政策資源を公約、マニフェストにまとめあげ、市長に挑戦する場合もあるでしょう。

 今、9月10日という瞬間はどの可能性もあると思います。どの可能性も大切にし、建設的に機能するよう全力を尽くすべきだと思います。それが市民の負託に応える私たちの責務だと思います。

 私の名前、健司は、「健康を司るような人に成長してほしい」という両親の思いが込められた名前です。そのことを父親から聞かされたのは高校3年生の時でした。私が生まれた加賀市の田舎では、献身的に働く開業医が早死にしたそうです。

 私は、20年近い議員活動を経験しましたが、市民の健康、まちの健康をつかさどることが私の使命なのかと改めて考えています。

 3年半ぶりに一般質問ができたこと、また副議長、議運委員長はじめ同僚議員の皆さんのご理解のもとここに立てたことに感謝しながら私の一般質問を締めくくります。ありがとうございました。