福岡都市圏議長会で高知市、南国市訪問 南海トラフ対策について研修

高知県各市町の津波予想
高知県各市町の津波予想
 1月16日から17日まで、福岡都市圏議長会で高知県南国市、高知市、県を訪問し、南海トラフ地震対策について視察研修してきました。この視察には古賀市など9市と糟屋郡など7町の16人の議長が参加。
 1月16日は南国市を訪問し、津波避難タワーを視察しました。
 1月17日の午前10時から高知県議会を訪問し、南海地震対策課から南海トラフ地震対策について説明を受けました。説明に先駆け、森田英二県議会議長があいさつ。あいさつの中で、昨年特別対策法ができ、ようやく国が本腰をあげた、大きな地震が来ることを覚悟し津波対策を最優先に取り組んでいる、巨大地震が起きれば国運をかけた取り組みになる、その時にはぜひご支援をお願いしたいと述べられました。
 担当課から詳細な報告を受けました。南海トラフ巨大地震が起きれば、高知県は全域で震度6以上の激しい揺...れに襲われ、土佐清水市や黒潮町では全国最大34メートの津波が押し寄せると予想されています。高知市で16mです。
 現状での被害想定は、死者約42000人、県の人口76万人のうち約43万8千人が避難生活を余儀なくされるという厳しい想定です。
 当面3年間で、地震発生後10分以内に避難する津波早期避難率を100%、住宅耐震化率を77%、避難タワーなどの津波避難空間整備率100%として死者数を11000人に減少させる目標を持っています。将来的に限りなくゼロにしようとしています。
 ともかくすさまじい被害が想定される中で、県も市町村も真剣に取り組んでいました。一方で、国が高知のような小さなところに支援の力を割いてくれるのかという気持ちも抱いているようでした。
 2月上旬の日米共同防災訓練(オスプレイまで参加する)について質問しましたが、担当課が違うということで詳細は分かりませんでした。


 

高知県の被害想定と減災対策
高知県の被害想定と減災対策
南国市前浜津波避難タワー(標高11.4m、タワー高さ6m)
南国市前浜津波避難タワー(標高11.4m、タワー高さ6m)
南国市での担当者の説明
南国市での担当者の説明
高知市での説明
高知市での説明
高知市津波避難艇(想定漂流日数7日間、最大25人乗り)
高知市津波避難艇(想定漂流日数7日間、最大25人乗り)
高知県庁での説明
高知県庁での説明
五台山展望台から見える高知市全景
五台山展望台から見える高知市全景
坂本龍馬記念館屋上から見える海岸線
坂本龍馬記念館屋上から見える海岸線