古賀市の保育所入所児童数の現状

保育所入所者数と定数
保育所入所者数と定数

 5月9日の古賀市議会文教厚生委員会に提出された資料に基づき、古賀市の保育所入所児童数の現状を報告します。

 2010年まではだいたい850人程度でしたが、2011年に919人、2012年に999人、2013年に1037人と急増しています。定数は少しずつ増加していますが、2013年4月現在では定数は900人で入所率は115.2%です。公立3園、私立6園ですが中には155%の保育園もあります。定数は、保育所の増設などで2013年度中に960人、2014年度中に990人に増加させる計画です。

 全国的に待機児童数が増加し昨年4月で約2万5千人といわれています。

 しかし、東京都杉並区では認可保育所に預けられなかった親たちが異議申し立てをし、注目すべき動きが起きています。待機児童数の数え方を改め、やむをえず育児休業を延長したり、仕事をやめたケースを含めた数字を公表したのです。その結果、今年4月現在の待機児童数は285人。従来の数え方では94人で、3倍に膨れたとのことです。

 古賀市は、「待機児童ゼロ」をかかげて頑張っています。しかし、杉並区のような把握の仕方をしたら実態はどうなるのか?また、入所率が150%を超すような状況をどう見るのか?定数の大規模化でしのぐ方法でいいのか?いろいろ検証すべでではないかと思います。

 さらに古賀市では公立保育所の民間移譲が進められ、2014年には久保保育所、2016年には恵保育所がそれぞれ移譲されることが決定されました。公立は鹿部保育所1園になります。長期的に見てどのようなメリット、デメリットがあるのか、保育士の確保・育成・活用が保障されるのか、本来は徹底した検証が求められていると思います。5月12日の朝日新聞社説は参考になる記事です。